マイナス40℃環境で使用できるPCAPタッチパネルのお知らせ
(製品の耐環境仕様値低温側の拡大について)
株式会社ディ・エム・シー(以下DMC)では販売中の投影型静電容量方式タッチパネル”DUS-Aシリーズ”と同製品対応のタッチパネルコントローラ“DUSx200シリーズ“において製品の仕様値を低温側に拡大いたします。
修正前 | 修正後 |
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-20℃~80℃ (結露なきこと) | -40℃~80℃ (結露なきこと) |
修正前 | 修正後 |
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-20℃~85℃ (結露なきこと) | -40℃~85℃ (結露なきこと) |
DUS-Aシリーズはガラス/ガラス構造を採用した投影型静電容量方式タッチパネルのDMC製品のフラッグシップモデルとなります。
本製品は2020年に当初計画していた全製品の開発を完了。耐候性に優れたガラス/ガラス構造のタッチパネルを屋外で使用したいと期待される多くのお客様より、より低温での動作保証をというご要求に応え、追加の温度検証試験を実施し、これに合格したことで製品の高い耐環境性能を証明するに至りました。
DUS-Aシリーズには以前からDMC独自の紫外線吸収構造により液晶ディスプレイへの紫外線ダメージを減少させる機能(※注1)がありましたが、今回の仕様値変更によって他社の製品では難しい完全な屋外設置用途にも自信をもってお応えいたします。
電気自動車の給電装置や宅配ボックス、建設機械や農業機械など、近年では耐環境タッチパネルへのニーズが増加していますが、南国の強烈な太陽光線下から、北国の極端な低温環境に至るまで、ワールドワイドに展開される製品にDUS-Aシリーズをご採用いただくことが可能になります。
さらに低温使用を考慮し、対応コントローラ“DUSx200シリーズ”に防湿絶縁コーティングタイプもご用意いたします。
DUS-Aシリーズは4月26日から28日にかけて東京ビッグサイトで開催される第24回組込み/エッジコンピューティング展の弊社ブースにて展示いたします。
製品に関するお問い合わせはこちらまで。
※注1:紫外線吸収の性能は経年で変化があります。